大学紹介
江戸川大学について

学長メッセージ

情報化と国際化に即応した、身近な問題の解決を目指す、地域密着型の大学としての江戸川大学

江戸川大学長 小口 彦太
KOGUCHI Hikota

江戸川大学は、徹底した少人数教育のもとで、学生一人一人の進路に即した、きめ細かな教育を心がけています。
きめ細かな教育と申しましたが、その教育は、市民の身近な問題、例えば睡眠や心の不安、自然との共生、自然環境の保全、文化遺産の保護、町おこし、重厚長大産業とは異なる新ビジネスの開拓、育児問題、情報化と国際化などを対象とした、問題解決型の実践的教育を旨とするものであります。
こうした、私たちをとりまく身近な問題の解決案を探し出すためには、現代の情報化社会では、情報の収集力と判断力が不可欠であります。そのため、学生全員にパソコンを貸与して、情報処理の技術と応用の能力を高めることに心がけています。
ところで、周知のように、現代はグローバル化が止めどもなく進行していく時代であります。こうした現代世界では、英語が公用語となっています。したがって、本学の学生も英語力を高めていかなければなりません。本学では大学創設時より、ニュージーランドへの約2週間の研修プログラムを実施しており、その他、より短期のシンガポールへの異文化理解研修およびアメリカ等の大学への一年間の正規留学を新たに加え、英語力の増進をはかっています。また、TOEIC 等の英語実務能力検定試験にも積極的にトライするように学生にはたらきかけ、希望する学生に対しては徹底した個人指導を行う所存であります。
本学は、地域密着型の大学を標榜し、隣接地に保育園を設置して流山市民の育児問題の解決に協力しております。また、文化の発信基地として、大学図書館を近隣の市民にも開放しております。さらに、本学の教員の専門性を生かした公開講座を積極的に行っております。

令和2年4月1日
江戸川大学長 小口 彦太

<学長プロフィール>
【学歴】
昭和44年 3月 早稲田大学第一法学部卒業
昭和46年 3月 早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了
昭和49年 3月 早稲田大学大学院博士課程満期退学
平成16年 10月 法学博士
【職歴】
昭和44年 4月 早稲田大学法学部副手
昭和46年 4月 早稲田大学法学部助手
昭和49年 4月 早稲田大学法学部専任講師
昭和51年 4月 早稲田大学法学部助教授
昭和56年 4月 早稲田大学法学部教授
昭和56年 6月 ハーバード大学ロースクール東アジア法研究プログラム訪問学者[~昭和57年11月]
平成10年 11月 早稲田大学教務部長[~平成14年11月]
平成14年 11月 早稲田大学理事[~平成17年11月]
平成15年 6月 早稲田大学国際部長[~平成17年11月]
平成17年 11月 早稲田大学常任理事(早稲田大学副総長)[~平成18年11月]
平成19年 4月 早稲田渋谷シンガポール高等学校校長[~平成28年3月]
平成21年 9月 学校法人江戸川学園理事[~現在に至る]
平成22年 4月 早稲田大学アジア研究機構長[~平成27年3月]
平成28年 4月 江戸川大学学長[~現在に至る]
【専門】中国法、中国法史
【主な著書・論文】
『伝統中国の法制度』(単著・成文堂)、『現代中国の裁判と法』(単著・成文堂)、『入門中国法』(共編著・弘文堂)、『現代中国法』(共著・成文堂)、『唐令拾遺補』(共著・東京大学出版会)、『中国契約法の研究―日中民事法学の対話』(編著・成文堂)、『中国合同法研究 中日民事法学之対話』(共著・人民法院出版社)Some Observations about “Judicial Independence” in Post-Mao China ( Boston Collage Law School, Third World Law Journal )7,2,1987など